3月11日 オペラ座 北駅よりケルン
さて、パリ最後の朝は…やっぱカフェオレとクロワッサンよな。ちょっとゆったりめに過ごしたい気もあってホテル近くのカフェへ。朝早くは曇り空でも徐々に晴れてくるのが滞在中に分かってきていたので、めげずに出かけました。(たぶん)通勤途中のパリ市民を暖かい店内で眺めたり本を読んだり…あぁ、これが毎日続くんだったらいいのにな〜、と。
そんな空間を惜しみながらも、お店を出てOPERA座ツアーへ。まぁ中を自分で見回るだけなんですけど。本当は1階へ入ってステージを眺めたかったけれど、リハがあってNG。残念…。いいんだ、今度は必ずココで何かの公演を観るんだもん。今回は雰囲気を味わうだけってことで。それには正装も必要ないしね。
かばんのチェックを受けOPERA座内へ。セキュリティのお兄ちゃんはおっきくて別に悪い事をしている訳ではないのにちょと怖かったです(小心者)
おぉぅ〜これがあの階段か〜。いつか正装してココに来たいなぁ、などと思うだけはタダなので思い切り夢見てきました。中ではスケッチをしている学生さん(と思われ)とか、社会見学の小さい子とかいて賑やかでした。館内ツアー(ガイド付)は日によってある時とないときがあるようです。お気を付けを。
SHOPで母にお土産のはがきを買うときにヌレーエフのホンがあって、彼のオペラ座での軌跡を書いたものだと思うのですが(フランス語分からない)すっごくすっごく悩みました…いや彼は母も好きだし。結局重くなるのは嫌だったのと本じゃしょうがないかなと思いやめました。ビデオとかだったらまだな〜…と。何度も手に取り悩んでいたのを見ていたのか、会計のお兄ちゃんがヌレーエフの絵葉書を袋に入れてくれました。本が買えない貧乏学生だとでも思われたのかしら?(をい)
さて、OPERA座を離れホテルへ。部屋で最後の荷物詰めを行いチェックアウト。3日間お世話になりました。ホテル近くのラザール駅から高速鉄道にて北駅へ。このラザール駅はその昔モネの絵にも出てくる…とどこかで読みましたが、いまやメトロの入り口(左下のドームのようなもの)もあり、ちょっと現代的に生まれ変わっておりますです。ちなみに高速鉄道は正確には隣駅から出るのですが、ほんとにすぐお隣で繋がっているのです。結構深いところにあって、いくつかホームがあり迷うかも…と思ったらほとんどの列車が北駅には止まるのであった。

それにしても…それにしても…この時点で荷物結構重し…そりゃぁあれだけ買い物すればねぇ(汗)まだ少しは減るものもあるけど、それ以上にドイツでは"紙物を"買い込みそう=重い、なんですが。
とりあえず順調に北駅到着。メトロからの乗り継ぎは結構スムーズ。入り口は開放的で明るい雰囲気の駅です。実はここ2回目なんです。以前はこことロンドンをユーロスターで往復したのでした。つ〜か、ころっと忘れてて、着いてみてふと見覚えあるかもと気づき、思い出しただけなんですが。11時55分、ケルン行きのThalysのチケを80ユーロで購入。時間が少しあったので、重い荷物をずりずり引きずりながら外へ。モダンなメトロからの入り口とは違い、重厚な玄関。うぅん、ステキ。北ホテルってこの近くかな〜とまたもやフランス映画の舞台を思い出したけど、それらしきものは見当たらず。HOTEL NORDはあったけど、あれってHotel du NORDよなぁ・・・?とぶつぶつ言いながらちょっとうろうろ。事前に下調べしないのがわり〜んだな(反省)
座席は指定だし、時間はちょっとあるし…だったので、最後の最後にもう一度カフェへ。これが本当に最後の最後のショコラを味わいました。うまうま〜♪
そして真っ赤な車体のThalysに乗り込みパリに"おるぼあ〜"したのでした。
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