2002・11・20

今日はアーヘンに別れを告げ、シュツットガルトへ向かいます。(「世界の車窓から」の雰囲気で。(謎))ベンツ組の練習が15時からと聞いていたので、ゆっくりでいいよねと朝食もゆっくり、出発もゆっくり。U-21の皆は帰った子もいたり夜中まで遊んでいた子もいたりしたようで殆ど姿を見かけませんでした。でもロビーでインターネットをしていたときに1人だけブレーメンの
ロルフェス君を見かけました。あのね、腰をひねる運動をするふりをしながらこっちをみるのはやめようね。ばっちり目合ってるからさ。(苦笑)まぁ結局のところ可愛いから許すとしようってことで。アーヘンを11時頃出て、ケルンを経てシュツットガルトへ着いたのが14時50分ごろ。ホテルは駅前だったので、荷物を預け早速ベンツ組の本拠地へ。ちなみにメルセデスベンツ博物館の近くです。

スタジアム…金かかってる?すぐ横に練習場とショップとレストランと…練習場も4面ほどフィールドがあってすッごく綺麗。まずはショップへ。ベンツ組のユニはアウェイが黒ベースでかばいらしぃので
最初からそれを買うことに決めてました。もうひとつGKユニが欲しかったのですが…でかい!着れない!…と思っていたら、赤いユニでちょっと大きめだけどかばいらしいのが。結局初日はアウェイユニwithヒンケル赤ユニwithヒルデブラント、イヤーブックをお買い上げ。マーキングをお願いするとき…「ヒンケルで!」と言ったら「…?ヒンケル?」と言う反応。「ヤーヤ−、ヒンケル アンド ヒルデブラント!」というと「オーケー、ヒルデブラント。 アンド ヒンケル?」って…いかんのか!兄ちゃん!しかもヒル君はストックがお店にあったのにヒンケルちゃんは無かったらしく、地下の事務室まで取りに行く始末。挙句の果てには、貼り付ける前にもう一度「ヒンケル?」って…そんなにめずらしいんかいな!いちおう背番号2番じゃんか!ちなみにレジの後ろにはクラニィ・ユニが山と積まれていましたけど。

このショップのお兄さん、かなり面白い人。店内にかかってる歌を歌いながら、マーキングはまるでマイスターの如く角度をきちっと確認し「寸分のずれも許さないぜ!」という感じの仕事っぷり。しかも、サンドイッチ食いながら(苦笑)きっと名物兄さんに違いないです。

さて、ショップですっかり遊びほうけて肝心の練習を10分ほどしか見られなかったというおばかなお二人さん。

焦ってグラウンドへ向かうと、ティッフェはっけーん♪ヒンケルちゃんはっけーん、
フレブちゃんはっけーん。少ししたら練習も終わり、あれよあれよと言う間に選手はクラブハウスへ。ティッフェは、ボールを片付けながら1人でとことことグラウンドから出てきました。出てきたとたんに子供に囲まれるティッフェ。一緒に写真をとったりサインしたり。

落ち着いたところを見計らってU-21の試合のチケットにサインを貰う事に。
「すいませ〜ん」と声をかけてチケットを差し出すと…受け取ってチケットを見て「あぁ、来てたんだ」って言いながらサインをするので「ホテルのエレベータの中で会ったんだよ」と言うと顔をあげてこっちを見て「あぁ〜覚えてるぅ〜」と絶品笑顔。「で、今何でここにいるの?と聞くので「旅行中なの」と答えたら、次に帰ってきた言葉がフスバル ファンなんだね〜」って。彼、プレー中の気性の荒さとはうって変わって、すッごく穏やかぁな子でした。話すときもすっごくゆっくり、優しい雰囲気でイメージがらっと変わりました。あとはふれぶちゃんを捕まえて、イヤーブックにサインを貰い何時の間にかヒンケルちゃんを見失い選手は全員クラブハウスへ。子供達は着替えてから出てくる選手を待つために移動。

私たちは…「明日は練習みたいねぇ」と相談してました。そこで!明日の練習時間が知りたいとレイちゃが選手に尋ねる事に!聞きやすそうな人は出てこないかなぁ…こうしている間にも選手が次々と現れては子供に取り囲まれサインをしたりサインカードを配ったり。そこへ若そうな子がひとり。そんなに子供達にも取り囲まれていなかったので、レイちゃ出動!私は後ろから見守っていました。その男の子が誰かに似てる…と考えながら。結局、明日の練習も午後3時からという情報をGETして急いでホテルへ。何故ならA代表の試合をテレビ観戦しなくてはならなかったからなのです。

駅前でソーセージがパンに挟まったのやらにんじんりんごジュースやらを買い込んで部屋に入り、テレビスタンバイOK!…あ、1時間早すぎた…ベンツ組のイヤーブックでも見るかぁ〜さっきの子誰だろうね〜…第3GKかぁ…19歳かぁ…若いねぇ〜と話しているうちに閃きました!そう、誰に似てるか分かりました!その人の名は…
マライア・キャリー!!!その瞬間から、彼(本名はディエゴ君)のあだ名はマライアに決まったことは言うまでも無いことです。

兄貴達の試合