カールスルーエ

おべんつの里からICEでびゅんっと1時間ほど。カールスルーエに到着です。ホテルは無難にHBFの前。ツーリストインフォが横にある明るい感じのホテルでした。ちなみに防犯対策のため常にホテル玄関の鍵は閉まっているらしく、鍵を2つ渡されました。玄関の鍵まで貰ったのは初めてだ〜。お部屋にはいると、清潔でこじんまりした感じ。窓の外には公園が広がる素敵なところでした。窓を開け放してお茶を飲みながらしばしまったり。小鳥はちゅんちゅん言ってるし、ぼかぁシアワセだなぁ〜・・・気を取り直し、町へGO!まずはお隣さんで情報収集。簡単な地図を貰い、メインストリートが少し離れているところだと知る。その辺はショッピングにも最適よ♪と案内所のお姉ちゃん。地図には載っていたけれど念のためスタジアムの行き方を聞くと、途中まで行くトラムやバスはたくさんあるけどそこからは徒歩、とのこと。「トラムの駅からスタジアムまでは散歩道になってるから歩くのにちょうど良い距離よ♪」と言われ・・・信じた自分がばかだった。ドイツ人は散歩好きなのをすかーーーり忘れてたし。し か も試合は夜の8時から=終わるのは10時なのだった。と、最初はそんなことも知らず「ありがと、じゃーねー」とインフォメを後にしてメインストリートへ向かったのでした。インフォの目の前、HBFの目の前(要は2つの施設の間)からトラムに乗り10分ほど。ん〜月曜だから・・・と言うのもあったかもですがそんなににぎやかな町という雰囲気ではなかったです。別段買いたいものもなかったし、たまたまみつけたネットカフェに入ってネットサーフィンをちょこちょこ。カプチーノが美味しかった。料金も近くにある大学生料金とかってそんなに高くなかったし。(HBFにもありましたが、高い!らしい)色々情報収集を終え、大学内をぷらぷら。大学ってどこも同じような雰囲気だな〜とくつろぎモード全開。そるぼんぬ大学でもも、ここでもそれから日本の大学でもいつも思うけれど、大学は時間がゆったり流れている気がするので好き。というか普段から大学内にいるせいでそういう雰囲気に慣れちゃっているだけなんですけど

んが!!大学を一歩踏み出すと・・・公園って言うよりじゃん?・・・(--;)散歩って雰囲気じゃないじゃん?と立ち並ぶ木々に怖じ気づくこと数分・・・帰りやばくね?とも思った。かといって"みぃみぃ"ダービーを諦める気にはなれず・・・えいやっと気合いを入れて森に足を踏み入れたのでした(大袈裟)まぁ行きはね、まだ日もあったし♪るんたったとお散歩気分は少し味わえました。大学を抜けて10分くらいでスタジアムに到着。当日券は・・・入り口で買えました。宝くじを売っているような小さな小屋の中でおばちゃまが売っていました。きっぷもぎ(古い表現)のおじちゃんとそのおばちゃんが相談した結果・・・ワタシの席はメインスタンドの"マインツ側"。なんで?アウアーふぁんてばれた?(違)ついでに1ユーロのマッチディも購入して中へ。1時間ほど前だったのですが、バックスタンド既に熱〜い!!ピッチに選手が入ってくる前に・・・それから混む前に・・・とソーセージ+パン購入へ。「これ1つとスプライト1つくらはい」と注文。「6ユーロね」とお兄ちゃんがドイツ語で言った数字が聞き取れた〜いやっほぅ♪(単純)思わずにっこり笑って受け取ってしまいましたわ。でっかくて熱くて美味しいソーセージをはぐはぐし、スプライトで喉を潤して席へ。高さ的には真ん中らへんだったのですが、近いね〜。ゴットリープがでかでかだったので、余計そう感じたのかもです。まだ選手が出てくるまでには時間があったので、マッチディをぱらぱら。1ユーロにしちゃ豪華なMDPでした。へーちゃんやマテのショットもあったりして…。バックスタンドは早くから人が入って賑やかだったのですが、メインスタンドはなかなか人が来ない。前も後ろもがらーんとしてて寂しかったのですが、皆様ビールをかっくらっていたのでしょうね。ピッチの状態を観にマインツ選手が入ってきた頃から徐々に人が入り始めました。でも自分の前には結局人は来なかっただよ(--;)

マインツの選手がピッチを確かめに来たと同時にクロップ監督もピッチへ。登場と同時にちみっ子達に囲まれる監督。ハイタッチしたりサインしたりとお忙しいご様子。何ゆえ相手チームの監督がこんなに人気なのか…ワカリマセンけど、格好いいですからねクロップさん(たぶんこんな理由ではないと思われ)徐々にUPに入り始める選手達。と、そこでマインツの選手(控えらしい)がうんしょっと柵を乗り越えメインスタンドへ。どうやら知り合いを見つけたらしいのですが…ちゃんとゲートあるのに柵乗り越えるなよ。UP中ほとんど話してたぢゃん…出る気無しだねあなた(余計なお世話です)。そんなほのぼのした光景を横目で見ながら、再びピッチに目をやるとツェーペとアウアーが談笑中(〃∀〃)ワタシが観に来たのはこれさ♪(って違うだろ)でもツェーペは控え仕様のUPだったので取り合えず絡みはお喋りだけかなぁ…後半期待かなぁ…と試合開始を待ったのでした。試合開始前、選手が入場する前サポが立ち"We'll Never Walk Alone"を熱唱。電光掲示板にて歌詞付(カラオケ仕様で歌ってる所の色が変わっていく)…KSCちょっとオモシロイかも。アンフィールドではここまでやるんだろうか?

そうこうする間に試合開始。え〜両チーム観て最も印象に残っているのは…どっちもDF固い。ラインは揃ってるし、1対1もがつがつ当たってるし。しかもそれが両チームときたもんだ。お互い一向に点が張る気配ナシ(--;)というか、これも両チーム中盤がねぇ…ボール繋がらない。エアステとツヴァイテの違いで最も大きいのって中盤の選手の基本技術かなぁと思うです。以前J1J2でも同じ事を思ったのですが、ワンタッチでプレーできる選手が少ない。今回、どちらもDFが良かったのでもたもたしてると寄せられて身動き取れなくなっちゃってるシーンがどちらにも多かったかなと。その分FWの選手が下がるし、だからなかなか決められないというパターンかなと。それからFK,CKの見事さもあまり感じられないかも。宇宙開発キック多いです。んで、アウアーつんもいいとこまで行くんだけど、KSCキーパーの神セーブにも阻まれちょっとイライラ気味。2回ほど決定的チャンスを逃してしまいましたね、坊ちゃん。点の動きがなかったため、どちらのチームも交代は中盤の攻撃的な選手(と思われ)。ツェーペ出番なさ気だな〜と早々にあきらめモードのみぃサン。こう着状態でちょっとつまらなかったので、後半ゴール脇でUPをするツェーペ観察に突入。らぢお体操してるおとうちゃんって感じだなぁとかちょっと失礼な事思ったり。どうやら彼自身もこの試合で出番はないと思ったのか、UPも気が入っていなくてもっぱら試合観戦モード。…っていうかね、ラインの外から線審に文句つけるの止めなさいよ。チームメイトがファールを貰うとめっちゃエキサイトして線審に何か叫んでたり、ナイスプレーでピンチを逃れれば拍手してたり(--;)彼のかぴてんしーを垣間見たね(違)試合観てるよりツェーペの動向が面白いってそれもどうよ?ですけど〜。このままスコアレスかな〜と思った"そのとき歴史は動いた"。KSCゴールが反対側だったのでよく見えなかったんですけど、ミドルでボールを持った選手がシュートを放ち、それが入ったのでございます。KSC先制。喜びもつかの間、ロスタイムにゴール前のFKでそれまで宇宙開発キックをかまし続けていた選手がたぶん直接入れた(ように見えた)ということで1-1のドロー。終了後、ピッチにへたりこむKSCの選手…そりゃ凹むよなぁロスタイムで勝ち点2逃したんだもの。喜んで抱き合うマインツの選手…そりゃ嬉しいよなぁロスタイムで勝ち点1もぎ取ったんだもの。へたりこむ選手を慰め抱き起こすツェーペ…(T_T)その後しばしアウアーつんとお喋り。あ〜ぁ、マッチアップ見たかったなぁ。とか感慨に浸っている余裕はなく、さっさと退散。何故なら22時過ぎていたから。

裏のゲートから出て、メインストリート沿いに歩けば、結構明るかったかも。でも、かなり遠回り…ということで来た道を引き返すことに。ちょうど女の子達が同じ方向に歩いていたので、後をつけることに(怪しい)森の中は結構暗くてちょっと怖かったけど、全然平気さ〜ってなそぶりで鼻歌なんぞを歌いながら足早に…ふぅ、演技も楽ぢゃないぜ。10分ほどでトラム乗り場到着。すぐに来たトラムに乗り込みHBFへ。買っておいたぶどうを食べながらテレビを観て眠りについたのでした。ちかれた〜…
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