3月9日 エッフェル塔、アンヴァリッド、オルセー
朝起きてホテルから少し歩き、パン屋さんで焼きたてのクロワッサンを購入。食べながらさらにお散歩。焼きたてはほんと〜にオイシイ!!何個でも食べられちゃいます(カロリー高いけど)そしてその先にあったMiromesnil駅から9号線でTrocaderoへ向かい今日のてくてくツアーの開始。ここにはシャイヨー宮があって、ここから観るエッフェル塔は全景なので好きです。前に来た時(1997年)はここから観るエッフェル塔に"ワールドカップまであと○○日"ってな電光掲示があったんですよ〜。本当はここにある映画博物館や海洋博物館だとかも行きたかったのですが、火曜日はお休みなので断念。ここにあるすべての施設がお休みなのであまり混んでいなかったです。エッフェル塔を眺める場所は結構人がいたけど。少し風が冷たかったせいもあるかな。朝ちょっと早かったので、エッフェル塔へわたるイエナ橋も閑散とした印象。
イエナ川からセーヌ川。
クルージングの船着場もこの近くにあります。前にテレビで夜ライトアップされたエッフェル塔を船から眺めたのを見たことがあるのですが…綺麗でした。いくら位するんだろう〜とか思いましたが確かめる事もせず橋を渡りエッフェル塔へ。いつも思うのですが…エッフェル塔のおみやげものとかって金色ぢゃないですか。だからずっとエッフェル塔は金色のイメージがあって、97年はじめてみたときがっかりした記憶がありまする…。今回も分かってはいたけど、改めてちょっとがっかり。でも金ぴかだったらごーじゃすすぎて変かも。東京タワーのごとく赤っぽくてもなんだかだけど。そう考えると"鉄の塊"(パリでは最初そう呼ばれていたそうです)でいいのかもなぁ。ちなみに上がる気力はナシでした。エッフェル塔下にある公園のベンチに座っておやつのぶどうを食べながら少し休憩。メイン観光スポットだけあって人がたくさん。お土産売りのお兄ちゃんには"こんにちは2個で1000円ネ"と言われちゃった〜(笑)
97年の訪巴里時に泊まったホテルを探しにちょっくらお散歩タイム。その後何度か可愛いクリスマスカードくれたりしたんですよね。今回は1人という事もあって予算的に折りあわなかったので止めたのですが。何となくの記憶を頼りに歩いたのでちょっと時間がかかりましたが、見つかりました。何度か道聞きましたけど。ほとんど変わってなかったです(記憶が確かなら)今度は泊まろうっと(いつだよ)
そして再びお茶ターイム。冷え切った体をショコラで温めました。一緒に食したクレープも美味しかったっす。ハムとチーズが巻いてあるそば粉のクレープでした。朝をクロワッサンしか食べてなかったので、ブランチという感じかな。そこで本を読みながらちょこっと休憩。うぅ…幸せだ。充電を完了して、アンヴァリッドへ。ナポレオンのお墓を拝みにGO.ちなみに"カルト ミュゼ"を買ってあったので、さくっと中へ。1日券は18ユーロでイロイロな美術館とかが廻れます。アンヴァリッドと軍事博物館も対象施設。元を取るには3箇所ほど廻る必要がありますが、団体入り口から優先的に入れたりとかするので金額的にちょこっとくらい損をしても結局はお得なんじゃないかなと思うデス。
軍事博物館は、いろいろな面で面白かったです。ホンのちょこっとですが、日本の兵器でもある刀とか銃ももありました。フランス革命時の旗とかも見ごたえ満点。布地を守る為なのかちょっと薄暗いのが気になりましたが。広場には大砲があったりして、まさに軍事施設。自分としてはこの手の博物館は初めてだったので、興味深かったです。銃マニアとかにはたまらないんでしょうねぇ。ナポレオンのお墓は…棺が置いてあったんですが、墓でした。とりあえず(当たり前です)
そこからセーヌ川沿いにてくてくと歩いて、ブルボン宮を眺めつつオルセーへ。ここは、ここだけは今回行きたいと思っていたしじっくり見たいかったので午後いっぱいこもるつもりでした。美術館に着くと、他の施設がお休みが多い(特にルーブル)事が災いしてチケット売り場も入り口も結構な列が。カルトのおかげで自分には関係ありませんでしたが、寒空の下並ぶのは辛そうでした。良かったよ、買っておいて。でも館内には覚悟していたほど人はおらず、そんなに人だかりもなかったです。"美術の教科書で見たよ〜"クラスの作品が目白押し。どちらかというと彫刻系より絵画の方が好きなので3階部分をじっくり廻りました。印象派って本当に和むというか心穏やかに見ることが出来るので、好きなのです。
軍事博物館でちょっとささくれ立った心も癒されたかも。オルセーは建物が元々駅舎で正面の大時計が有名です。外から見ると風格のある建物なのですが、中に入ると現代的なすっきりとした美術館でその対比もステキでした。作品を引き立てる為なのでしょうが内装は本当にすっきり。内側から、時計を眺めるのもまた一興。2階部分にあるレストランでちょっとリッチなかふぇたいむも至福〜でした。ディナーをするには時間も時間だったし、お値段凄そうだったので回避しましたが…まぁ豪華なお茶ってのもいいぢゃない(自分に言い聞かせ)

閉館までねばって、その後コンコルドまで足を伸ばしメトロで凱旋門へ。カルトで上まで上る事ができるので、つい行ってしまいました。夜の巴里は凱旋門から四方に車の光が流れ幻想的でした。ぼーっとただ眺めるにはちょっと肌寒かったのが難点。それでも予想よりはるかに温かかったんですけどね。
メトロでホテルに戻って、途中でカフェを買い体を温めながらCLをちら見。エルバーが出てなかったので、他のメンバーはダレがダレやらさっぱりでした。リヨンが勝ったときには、あちこちから歓声が。やはりここはフランス…
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